比較社会保障研究室(コータローの社会保障塾)
Comparative Studies on Social Security Systems (CSonScubed)

2026年7月『年金と経済』誌に「オーストリアの年金制度」が掲載されました


2026年7月『年金と経済』Vol.45, No.2(年金シニアプラン総合研究機構)の特集2 各国の年金制度の中で、拙稿「オーストリアの年金制度」が掲載されたので(同誌p.47, P.112-p.116)、お知らせします。

この論文の寄稿段階のものについては、すでにこのHPの2026年4月15日に掲載しましたが、その後の若干の更新データに基づくアップデートをしたものが掲載されています。

この特集では、日本を含めて主要な22カ国の年金制度の最新内容について、統一的な項目に基づいて分かりやすく比較可能な形でまとめられていますので、是非一度ご覧になってみて下さい。

オーストリアの年金制度については、日・独・墺3カ国の比較について、すでにこのHPでも紹介していますが、1988年以来、22.8%という高い保険料率を維持し、報酬比例保険料と報酬比例年金の組み合わせで、45年加入で65歳から従前給与の80%の高い水準を維持し、隣国ドイツでも注目されています。

ドイツも日本も、2004年に保険料率固定方式とマクロ経済スライド制(ドイツでは持続可能性要素)を導入し、ドイツでは将来的に22%、日本はすでに上限に達した18.3%の保険料率の下で、いずれも公的年金の水準低下が指摘される中、オーストリアの高負担・高水準の公的年金の政策選択は、多くの示唆を与えるものと考えています。どうぞ一度ご覧になってみて下さい。


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