比較社会保障研究室(コータローの社会保障塾)
Comparative Studies on Social Security Systems (CSonScubed)

2026年3月15日『はじめての社会保障第23版』(有斐閣アルマ)が刊行されました


2026年3月15日椋野さんとの共著『はじめての社会保障第23版』(有斐閣アルマ)が刊行されました。
2001年の初版刊行以来、読者の皆さんにご支持頂き、ほぼ毎年版を重ねてきました。今回も第23版を無事に年度内に刊行することができて安堵しています。

共著者の椋野美智子さんが2023年夏の選挙で、地元の大分県日田市の市長に当選され、公務多忙のため、今回も全体の改定作業を私が一人で行いました。ただ、昨年の第22版に較べれば、4月までに実施される制度改正はそれほど多くなく、改訂内容もさほど広範囲にはなりませんでした。

とはいえ、「こども誰でも通園制度」が法律上の給付として実施されたり、論争のあった、こども・子育て支援金を医療保険料に上乗せして徴収する仕組みがいよいよ4月から導入されるほか、雇用保険の教育訓練休暇給付金が創設されたり、在職老齢年金の支給停止基準額の引き上げも4月から実施されるため、これらの内容を新たに盛り込みました。

また、毎回のことですが、記述内容を最新の経済社会情勢を踏まえて全面的に精査して見直したほか、数多く引用している統計資料や各種の給付・保険料などの金額は、最終校正日までに公表・確認されたものすべてを盛り込むなど、いつもながら相当の作業量にはなりました。教科書ゆえ、誤りなきよう細心の注意が求められます。

販売開始は3月23日と聞いています。

社会保障制度は、この40年あまりの間、改正を重ねるたびに、制度が複雑でわかりにくく不透明さを増していますが、政治の場でこれから進められるその見直し作業が、給付と負担の両面にわたる正確な制度理解に基づき、国民に理解され受け入れられるものとなることを願ってやみません。


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