比較社会保障研究室(コータローの社会保障塾)
Comparative Studies on Social Security Systems (CSonScubed)

10月28日からマイナ保険証の解除ができる旨の東京新聞の記事のご紹介


これまでマイナ保険証を登録すると、マイナンバーカードを返納しない限り解除できなかったのが、10月28日から解除できるようになる旨の通知を厚生労働省が都道府県や健保組合などの保険者に通知した旨の報道が、本日、10月11日付けの東京新聞に掲載されていました。解除すれば、カードは持っていたままでも保険証の機能がなくなりますので、カードを返納しなくても、保険者から資格確認書が送付されてきます。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/359612

なお、厚労省が都道府県や保険者宛に発出した<通知のPDF>も掲載しました。

他の一般紙をデジタルでザッと見た限りでは報道されていませんでしたし、保険者が加入者に対して積極的に周知するとはまず考えられませんので、関心を持ってこのHPを訪問して下さる方々には、周りにいらっしゃる、家族の受診の不安があるので仕方なく登録したといった方達に、その旨をお伝えして、安心して頂けたらと思い、ご紹介します。

本来は、マイナンバーカード自体を返納した方が安心でしょうが、市役所の窓口にもう一度行って手続きするのは面倒だ、という方には、まずは保険証機能だけは保険者(健保組合、協会けんぽ、共済組合、国保は市町村、後期高齢者は後期高齢者医療広域連合など、保険証に記載されているあなたの保険を取り扱っている団体のことです。ただし、後期高齢者医療の場合には窓口で保険証を発行する市町村になります。)に連絡して解除を申し込めば、紙の資格確認書が送られてきて、問題なく受診できるようになります。根本的な解決にはなりませんが、当面の保険診療は問題なくできるようになります。


“10月28日からマイナ保険証の解除ができる旨の東京新聞の記事のご紹介” への1件のコメント

  1. 非常に分かりやすく、マイナンバーカードと保険証の紐づけ解除について書いて頂いてよく分かりました。
    結構、市民の方から質問が有るので大変参考になりました。

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